楽器フェア2003

いろいろ見て回ってから自己評価をすると自分がまだギタリスト気分だということが分かった。
ギタリスト4割、プロデューサ3割、キーボーディスト1割、ベーシスト1割な視点じゃないかな。


LINE6。
デモステージを観る。新しいVariaxはマジで欲しい一本。アーチドトップになりアームも付いた。
現行モデルは見た目とアームレスが気に食わなくて購入は見送ったが、もう買わない理由はない。
アンプ群も実際の演奏を聴くとその良さが良く分かる。さすがにHD147は買っても使えないけど、
SPIDER IIの小さい方ならば個人で持ってもいいかなぁと思えてきた。


KORG
D32XD。かっけーし音もいい。ムービングフェーダもいい。スペックからすると37万円は安い。
こないだ松浦のライブで見たのはこれなのかな? 業務用HDDレコーダとしてはかなりいいかも。


Ibanez
SシリーズトレモロユニットZR、よすぎ。フローティングで弦切れをしても狂わないとのこと。
あの悪夢を味わわなくていいのは嬉しい。ハーモナイズドチョーキングでも変なテクもいらないし。
残念ながらSシリーズのみとのことだが、嫌いな形状じゃないし。
古いJS1000のトレモロユニットを新しいEdge Proに換装できるかを訊いてみたがダメとのこと。
トレモロの支点の位置が違うのでオクターブが合わずザグリ形状も違うから、という理由。残念。


YAMAHA
EZシリーズのウクレレを試奏しつつ担当者と談笑。まだ試作なのでいくつか提案を出しておく。
「特許とか調べないといけませんから…」と言ってたのが印象に残った。大変そうだな。
あと、知人が説明員をしていたので声を掛ける。体調が万全じゃないとのこと。お疲れさま。
SOL2に付いてくるプラグインが単体販売されるらしい。これは嬉しい。


Roland
最近あまりRolandにはグッときてないがBOSSブランドには惹かれる。いろいろ見てみる。
三柴理とエレクトリックトリオ」の演奏があったので観てみた。想像以上に激しかった。
はじめて三柴さんの生演奏を聴いたが、熱く激しいパフォーマンスの中に繊細さを感じられた。
場所柄、V-Synthの各種コントロールを十分に使っているのをみてさすがだと思った(^^)。
あとV-Bassによるギターソロも圧巻。仕組みを知らないお客さんは混乱してたみたい。


Fender Japan。
ミシェルのステージ衣装の横にHANABIモデルの展示。ZONEのサイン入りギターも展示されていた。
派手っちいけど飽きそうなデザイン(^^;。むしろ海外での方がウケそうかも。


Gibson
Takモデルが計4本。サイン入りが2本と通常BurstとEpiphone Burst。
Epiphoneの話を訊く。ラミネートトップなのでホンモノのキルトメイプルではないとのこと。
要は「キルトっぽくみえるような塗装がしてある」という話。たしかに見比べると違う。
ただ、家宝にするならともかく、ライブで使うんだったら別にこれでいいかな、という感じ。
その他細部のパーツも違うといえば違ったが、これも楽器としてみれば問題ではないし。


その他。
ハウンドドッグの鮫島さんとすれ違った。
その瞬間にはすぐに気がつかなかったが異様なオーラに振り返って気がつく。
会場を出るとき、三柴さんが普通に隣を歩いてた。
オーラはなく、見た目どおりの普通にイカツい人だった(^^;。