かわと的2003年ハロプロ作品総括
- 最優秀シングル … 「ね〜え?」松浦亜弥
- 最優秀アルバム … 該当作品なし
- 佳作10選 …
- 「赤いフリージア」メロン記念日
- 「ナビが壊れた王子様(LOVE CHANCE)」松浦亜弥 from 「T・W・O」
- 「満月」藤本美貴 from 「MIKI(1)」
- 「卒業旅行〜モーニング娘。旅立つ人に贈る唄〜」モーニング娘。 from 「No.5」
- 「晴れた日のマリーン」後藤真希 from 「マッキングGOLD(1)」
- 「スクランブル」後藤真希
- 「BE ALL RIGHT!」11WATER
- 「浮気なハニーパイ」カントリー娘。に紺野と藤本(モーニング娘。)
- 「愛の園〜Touch My Heart!〜」モーニング娘。おとめ組
- 「恋ING」モーニング娘。 from 「Go Girl〜恋のヴィクトリー〜」
- 殊勲賞 … 松浦亜弥
- 敢闘賞 … 藤本美貴
- 技能賞 … 後藤真希
- 新人賞 … 田中れいな
- 特別賞 … 「22歳の私」安倍なつみ
殊勲賞。後半のダレダレは非常に評価を落としたものの、振り返ってみるとやはり松浦は強かった。
特に「ね〜え?」の強烈なインパクトは他の追従を許さないものがあった。各社CMもしかり。
アルバム「×3」も佳作揃いで、来年リリースの新曲もいい感じなので、是非とも汚名を返上してほしい。
技能賞のごっちんは高く評価したい。特にライブでの彼女の輝きについては今さら私が語るまでもない。
この輝きがずっと続いてくれることを願ってやまない。
(ガリガリ君さんの心配が杞憂で終わることを願う(id:garigarizm:20031205#p2))
敢闘賞のミキティ。本当によく貢献してくれたと思う。佳作10選を見てもらうとよく分かるだろう。
選に挙げなかった「シャボン玉」を含め、彼女なしでは成立しなかった曲が多数ある。
去年の今日(大晦日)にはまったく想像だにしなかった活躍ぶり。
たしかにソロ活動自体に未練がないこともないが、それよりは全体の利を採るべきだろう。
新人賞の田中。前評判は高かったものの「あぁ!」を率いるまでになったのは十分賞賛に値する。
ポスト後藤のパートも着実にこなしているし、見た目も洗練されてきている。来年が楽しみ。
もちろんこれに刺激を受けて亀井や道重、あるいは5期メンバーが奮起してくれるとなおよし。
特別賞のなっち。なんか、なっちのことだけはうまく評価してあげられない。正直私情が入る。
第三者的にはどうだったんだろう? ちゃんと頑張ってる姿は伝わってたんだろうか…。
来年の卒業後の活動は、量より内容を充実させてほしい。切に願う。
最優秀アルバムは残念な結果となった。強いて挙げれば「MIKI(1)」だが構成の悪さから選にもれた。
佳作10選を見ても分かるとおり個々の楽曲には光るものがあるが、アルバムとしての完成に至っていない。
今年はリストラ進行形のプロジェクトが多すぎたこともあるだろう。来年に強く期待したい。
その他の話題としては、アレンジャに関しては今年もDaichi氏の活躍抜きには語れないだろう。
もちろん駄曲も多かったのは事実だが、トータルで並べてみるとその手腕の高さは認めざるを得ない。
だいたいこんな感じかな。他のヲタの皆さんはどうだろう?
モーニング娘。の迷走と凋落が囁かれて続けた2003年だったが、来年はもっと厳しくなるだろう。
なっちが抜けた穴というのは、今までの誰が抜けた穴よりも大きいし、意味が違うものとなる。
おそらく、その穴を埋めることよりは、その穴を目立たないものにするくらいの「何か」が必要。
その開拓に失敗したらモーニング娘。はもちろんハロプロ帝国自体もおしまいになるだろう。