CRYSTAL LIVE X in Shibuya O-East

ZONEも属するランタイムのアーティストのイベント。
http://www.runtime.co.jp/crystal.html
お目当てはMAIKOとRED WORKER'zのTSUGUMIさん。あと、後付けだけど長瀬実夕。整理番号は300番あたりだったが、上手側のそこそこ前の方を陣取れた。


トップバッターは長瀬実夕。初お披露目とのことで緊張はしていたようだが、なかなかいい感じだったように思う。好きだというだけあってR&Bテイストの楽曲も板についていたし、ダンスも危なげない。曲調自体はポップ側に振られているので聴きやすい感じ。夏ごろよりも顔の丸さが目立っているのが楽曲と反比例してシャープさに欠ける。そこだけが惜しまれる。


続いてはMAIKO。薄い緑のワンピースに白のカーディガン、髪はアップ。もう、ハッキリ言ってこの格好で笑顔でこっちを見られると、もうコロッとやられる。萌えなんていう生易しいものではない。何を言われても従ってしまいそうな悪魔の笑顔とでも言おうか…。歌もいいし、トークMAIKOワールド全開だし、このまま何時間でも続けてほしいくらい。結局は3曲だけだったものの、とても幸せな時間だった。ちなみに、編成はMAIKOがボーカルで、キーボードとアコギにBON'zの子ら。


栞(shiori)。実夕よりもコアなR&Bを指向しているのだろうか、平成2年生まれとは思えない大人っぽさ。狙いどころは宇多田さんなのだろうけど、ずいぶんと骨太な宇多田テイストだことで…。今はともかく、将来が楽しみな感じ。


h.m.m。ボーカル、キーボード、アコギ、という三人編成。結果的には、野太いボーカル、インパクトの薄い鍵盤、頼りないギター、という感じでイマイチな感じを受けたが、荒削りながらもそこから生まれる何かを楽しむべきなのかもしれない。ルックス的にはキーボードの陶山さんが気に入った。ちなみに、全然気づかなかったけど陶山さんて鈴の音の人だったのね。ずいぶんお姉さんになっちゃって…。


BON'z。この流れでは異色の男5人組。V+G,G,B+Cho,K,Dr。中学生〜高校生とのこと。個人的にはギターの一輝君に釘付け(笑)。いかにも高校の文化祭にいそうなタイプ。速いフレーズは弾けるけどビブラートがまったく出来てないあたりがかわいい。でも、見ていて楽しそうなのが良いね。忘れていたものを思い出させてくれる。


ラストはRED WORKER'z。立ち位置を確認していなかったが、結果的には目の前にTSUGUMI姉さんがいた。ラッキー。期待どおりのかっこいいパフォーマンスを見せてもらえて満足。ちなみにボーカルはMIYU。やはり実夕ではなくMIYUとしての方が好きかも。曲数が少ないこともあり全力で歌ってくれたので満足度は高い。ただ、MIYU色が強すぎたのがちょっとアレかも。もうちょっとRED WORKER'z中心の盛り上がりを見てみたかった。


ほとんど事前知識なしで行った割には純粋に楽しめたし、盛りだくさんなライブで面白かった。


そういや、終演後にBON'zの握手会があったので参加してみた。自発的に男と握手をしたいという話ではないのだが、どうしても彼らと話をしてみたかった。で一人一人と軽く会話をしてみたが、ステージで見るよりもずっと若いというか年齢相応な感じ。褒めてあげると心底嬉しそうな笑顔を見せるし、頑張ってねという言葉には本気で頑張りますと応えてくれる。きっと彼らのモチベーションは高いのだろう。いいなぁ、楽しそうで。


本日は何をおいてもMAIKOのクオリティが高かった。正直、長瀬さんよりもソロ活動として商売に繋がるように思う。実夕は実夕で頑張ってもらうとしても、早い時期にMAIKOソロも実現してもらいたいところ。


あと、本気でZONEにTSUGUMI姉さんに加入してもらいたいと思った。TOMOKAには悪いが、やはりちゃんとしたギタリストが必要。TSUGUMIクラスのギタリストが加入すれば、ZONEのライブも全然違った次元にすることができるだろう。無理なことは分かっているけど…。