万博スタート

 協会の会期中の総来場者数の目標は1500万人。単純平均で1日約8万1000人の計算だ。開幕から3日間の来場者数の推移は、25日が4万3023人、26日が4万6115人。協会の中村利雄事務総長は会見で「予測より少なかったが(多い、少ないを)判断するのは早計だ。前売り券の販売状況、4月以降の遠足、団体予約は数字がいい。一部の人気パビリオンで予約が取りにくかったり、見られなかったりするのは影響しているかもしれない」と話した。

まぁさもありなん、という結果。別に気にすることはないでしょ。むしろ、本当に予想の最大人数が来た時にどれくらい混乱せずに済ませられるか、がポイント。初日は少ないくらいでちょうどよかったんだと思う。


ところでこの数字を見ていると、ディズニーランド/シーの入園者数が重なる。同じ桁の入場者数を毎日ずっと受け入れ続けている。もちろん大量に来場されると彼らでも混乱するし、発券制限もおこなう。その匙加減も失敗を繰り返して決まってきている。そう考えると、なかなか入場制限をおこないにくいであろう万博でどれくらいの対応ができるかは難しそうだ。


とはいえ、個人的には人気パビリオンの長蛇の列は博覧会の華だと思うし、逆に偶発的に気に入ったパビリオンを見つけてもらうのもまた醍醐味だと思う。今回のように予約制を大々的に打ち出すのも悪くはないが、事前アピールがうまいところだけが賑わって、そうでないところが予約難による来場者減に引きずられてパッとしなかった、ということだけは避けないといけないだろう。


この手の博覧会の運営は本当に難しいと思うが、是非とも成功事例として歴史に刻まれるよう、今からでも再プランニングをして適切な広報活動を頑張ってもらいたい。特に中部地域以外からの来場者に対してどれだけアピールできるかがポイント。


さて、、、いつ行こうかな。