フランスの禁煙事情

たばこ消費量、2年で32%減…仏・禁煙運動奏功


 フランスで2003年と04年の2年間にたばこの消費量が約32%減り、1999年から5年間で約200万人が禁煙したことが12日、政府の反たばこ委員会の資料で分かった。欧州内で「禁煙途上国」といわれるフランスだが、国民の健康意識が数字に表れた形だ。


 政府は03年からがん対策を実施。たばこの値段を徐々に上げ、パッケージに「吸い過ぎは死につながる」といった警告を表示、たばこの害を強調するテレビ広告も流すなど反たばこキャンペーンを展開し、これが奏功した。

結局は国が立ち上がって頑張らないと進まない、ということがよく分かる。というか、やればできるんじゃん、というのが正直な感想。あと数年でさらに半分くらいにはなりそう。