安倍なつみコンサートツアー2005秋〜24カラット〜 in 千葉南総文化ホール

ネタバレ注意。


待ちに待った、なっちの秋ツアー。その初日。


現地着が13時過ぎで物販列はそれほどでもなかった。DVDパンフ、Tシャツ、シークレットコレクションカード×8枚、シークレットファスナーアクセサリー×2を購入。カードはダブりなしで、01,06,08,10,11,14,18,21。アクセサリは、なっちとあさみ。まずまずの滑り出し。B全ポスターがいい感じだったけど、貼るとこないよ(涙)。


席は1階18列の下手側。実質は1階部分最後列だが、後ろを気にしなくていいので気分は楽。


開演。


予想通り「恋の花」でスタート。「だって生きていかなくちゃ」でカントリー登場も予想通り。しかし、挨拶MC後「夢ならば」の衣装チェンジで白のドレスで出てくるなんてビックリ。もうここからなっちワールドに飲まれてしまった気分。しかもそのままの衣装で「なんにも言わずにI LOVE YOU」。はじまったばかりなのにすでにお腹いっぱい。その気分を察してか、「OL」「どすえ」とノリのよさげな曲を投げてくる。


そしてカントリーは「シャイニング」でスタート。どうもこの後にロマモが続きそうだよね、なんて言ってたら「初めてのハッピーバースディ」がはじまり、個人的には狂喜乱舞(大好きなのよ)。その後「いいことある記念の瞬間」も意外だったが、さらに「愛車ローンで」が来た時はもう鼻血が出そうなくらい興奮。


もう体力がヤバい、と思ったらようやく寸劇というか朗読コーナー。どちらかというとカンヲタの方が嬉しいコーナーなのかもしれない。4人が抱き合う(?)シーンとか、その筋の人が見たら卒倒すると思う(^^;。そしてそこからのフリでミスムンへ。


さてもうちょっと娘。の曲が続くだろうと思ったが、ここで「例えば」が出てくるとは誰が予想できただろうか。初期の娘。テイストが色濃いこの曲を今聴くことができるのは本当に形容しがたいくらい嬉しい。なっちの歌う「さくら満開」は、「晴れ〜」と同様、なっちの世界観でキレイに整備されなおした新曲というくらいのインパクトを持つ。そして「22歳の私」。ただただ無言で聴き入るばかり。


時間的にもラストスパートということは分かっているこの時間帯に「みんなを笑顔にする曲」と言われると、ハードな曲が並ぶんだろうな、と想像はつく。先にピロリンが来ると思ったが結果的には「あなた色」「シツレンジャー」「ピロリン」という三連コンボ。超ハード。シツレンジャーがこんなに楽しいとは思わなかった(苦笑)。これで本編終了。


アンコールは「空 LIFE GOES ON」。この曲はこの位置がベストだろう。そして挨拶の後「腕組んで帰りたい」で終了。


おそらく、単にセットリストだけ見ると「ふーん、自分の曲減らして娘。の曲を増やしたのね」くらいの事実しか伝わらないと思うけど、実際にはものすごく内容の濃いライブだったと思う。なっちのコンサートというよりは、元モー娘。のセンターメンバーが古き良きモーニング娘。楽曲を伝えるコンサート、という感じだろうか。そこに懐古の念を持つかどうかは人によるだろうが、はじめて聴いた人も「この曲いいねぇ」と思ってくれると信じている。そういう意味では、古参モーヲタさんは是非とも足を運んでもらいたいところ。


何はともあれ、非常に楽しいライブだったし、多くの人に観てもらいたい。自分は今年のツアーはそれほどたくさん回れるわけではないが、時間が空くようであれば是非とも見に行く機会を増やしたいところ。