B'zコピーバンドコンテスト津山大会

晴れの国おかやま国体」の100日前イベントとして開催されるB'zコピーバンドコンテスト津山大会に参加してきた。



特に今まで触れてこなかったが、実は今回私は特別審査員としての参加を依頼されていた。B'z CopyBand STATIONの管理人さんからの推薦。分を超えた大役ではあったものの、辞退するには惜しい機会でもあったので、参加させていただくことにした。ただ、公募している一般審査員と同列だろうと思っていたら特別審査員だった、という事実は当日知ったのは内緒。


結果に関してはもう津山市のオフィシャルページで公表されているとおり、愛媛のB・B・IIさんが優勝。審査に関してはいろいろと頭を悩ませる点もあった。ただ、私の一存で決定プロセスを公開するわけにはいかないが、一般審査員10名の審査結果を元に、審査委員長と特別審査員3名で極めて公正な判断を下すことができたと思う。B・B・IIさんはこの優勝を誇りに思っていただいていいだろう。


本音を言うと「優劣付けられません、みんな優勝です」という小学生なことを言えればそれが一番すっきりするくらいの内容だった。技術面、パフォーマンス面、完コピ面、チームワーク面、いろんな観点でみれば優劣も変わる。何を優勝基準にするかが曖昧であった以上、本当は「誰」とも選ぶことができない。それを痛感させられたコンテストでもあった。もちろんこれは一次選考にも言えることかもしれない。


とはいえ、優勝したB・B・IIさんの優勝後ライブをみて、あぁこのバンドは優勝してしかるべきだったな、と感じられたのが審査員としては幸いだった。最近の曲中心でよくまとまっていた。むしろ本戦よりも肩の力が抜けていてライブとしては楽しいものだったかもしれない。


イベントとしては大成功だったと言っていいだろう。実行委員の方々はいろいろと苦労もあっただろうし、不本意な点もあったのかもしれない。しかし十分にイベントは成立していたし、失礼ながらここまで盛り上がるとも思っていなかった。お客さんにも恵まれていたと思う。


来年も是非とも開催してほしい、という気持ちは今回の参加者であれば誰しも思うことだろう。もちろん実行委員の方々もその手ごたえは感じてくださっているだろう。もちろん慈善事業でない以上、大会をおこなう名目や予算がないと実施できない。その予算や名目をどうするのかは津山市のスタッフの方々に考えていただくしかない。ただ、それを望んでいる我々の姿勢は遠慮なく打ち出して構わないだろう。


今回惜しくも選考から漏れたバンド、そもそも予定が合わなくて出られなかったバンド、V2を目指しているバンド(はB・B・IIさんだけか(笑))、そんなバンドたちを見に行きたいお客さん、、、それぞれの勝手な想いで構わないと思うので、津山市にぶつけてみてもいいのだと思う。熱意は伝えないと伝わらない。


そんなこんなで、審査委員長が勝手に発言した「第一回」の言葉が本当になることを願いたい。